界面活性剤 ～その２～ (natural hair Skip 店長 秋山のblog)

遅くなりました

界面活性剤の続きでございます

前回は高級アルコール系界面活性剤のメリットとデメリットをご紹介しました

今回は我がSkipで使用しているシャンプーの洗浄成分の１つ。

アミノ酸系界面活性剤…ココイルグルタミン酸TEA・ココイルメチルタウリンNa・ラウロイルアスパラギン酸Naなどなど

のお話です

この記事にも書いてある通り、シャンプーの一番の作用は汚れを落とす事です

髪の手触りを良くするためでも、髪にいい匂いをつけるためでもございません

しかし！この肌や頭皮の汚れを落とすという行為が、肌への刺激につながるんです

汚れを落とすことによって、肌の調子をキープするために必要な、肌が本来もつ保湿成分、バリア成分なども洗い流してしまう

洗浄力が強いと、これが大きな問題になるわけです

しかし！アミノ酸系界面活性剤には適度な洗浄力で汚れを落とし、角層の保湿・バリア成分（アミノ酸、NMF、コレステロール、セラミド）を皮膚の外に溶かし出さない

このような「いらないものを洗い流し、必要なものを洗い流さない」、選択洗浄性がアミノ酸系シャンプーにはあるのです

さすがベビーシャンプーの主な洗浄成分

こんな便利そうなアミノ酸系界面活性剤。

市販ではあまり広まっていない、使われても少量配合しているだけという場合が多いのが現状です。

理由は、値段が高いから…。作るのに手間がかかります

アミノ酸系界面活性剤の構造は次のようになっています。

脂肪酸は、ココナッツやアブラヤシ

アミノ酸はサトウキビを原料に、微生物を使って発酵（はっこう）させる、いわゆるバイオ技術で作ります

手間かかりそうですね…(´・ω・`)

しかし！肌に優しいというメリットを価格が高いというデメリットではあきらめられません！！

なぜならSkipはお肌と髪と地球に優しいサロンだからです

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