今年の株主総会で副社長になられた
M紙を社内報で紹介しているコーナーがあった。
そこで本人の座右の銘はなんですか?
という質問に彼はこう答えていた。
中部 銀次郎
珠玉の言霊10
すべてのことをあるがままに受け入れる。
言い訳をしない。
最悪を覚悟して、最善を尽くす。
原因は何であれ、結果は潔く受け入れる。
今は亡きプロゴルファーの言葉らしい。
新VPはこの言葉を「ゴルフに対して言われた言葉だが、
私は人生そのものだと思う。」と締め括っていた。
深く共感したので、自分への備忘録もかねて。
この新VPですが、今後のお盆休みを利用して
カナダの我が社にも視察へ北米出張に来られる。
トヨタ生産方式を知り尽くす人物の視察は想像以上の
緊張感をもって挑むことになる。内のボスの危機感が
いつもと全然違うからだ。
自動車部品メーカーの世界での生き残りは今後の1~2年、
熾烈を極め、1つの失注が経営を揺るがしかねない。
車両メーカーのモジュール共有化による部品レベルの
共通が進むため、1つの製品がいろんな車両で共用化される
からだ。
生き残りをかけたビジネス戦線。新VPの訪問も我が社に
大きな刺激のひとつになることは間違いない。
気が抜けない日々が続く。