生かされている
最近、めちゃくちゃ忙しい。(休日は除くが)ほぼ毎日、
14時間は働いている。
平日はただ帰って寝るだけ。だから、週末に集中して
日々の筋トレの遅れを挽回するようにトレーニングして
走り込みをしている。
カナダ赴任生活の1年目とは打って変わって、2年目の今年は
充実の1年と言える。そんななかで久し振りにド・ストライクな
本に出会った。
心の野球―超効率的努力のススメ/幻冬舎
¥1,575
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桑田さんの謙虚な姿勢、生き方が書かれた本。
そんななかで最も心に響いた言葉があった。
「生きているのではなく、生かされていると考える」
自分が今日、無事に野球ができるのは家族、球団関係者、
ファンの皆様のおかげだという心構え。
自分に置き換えれば、妻、両親、会社の上司や先輩、そして同僚、
あらゆる人のおかげで今、自分がここで働くことができている。
そういう考え方ができると自然とあらゆることに感謝の念が
沸いてくる。そして与えていただいている今の環境に
「ありがとうございます」という言葉がでてくる。
ジムで使っている設備、Commuteで使用させていただいている
社用車、どれをとっても自分の力で準備することなどできない。
桑田さんは現役時代、マウンドで投球前に1球ごとに
ボールへ「ありがとう」と呟いていたという。
この心がなければ、プロで173勝、PLで甲子園に5回も
出場し20勝の成績をおさめる事はできなかったと言っていた。
人生なんてあっけないものだと思う。だからこそ、自分に与えられた
役割を通じて人として成長し、感謝して生きていきたい。
自分は生かされている。
心を平穏に保ち、自分のやるべきことに集中するための原理原則の
ような考え方だと思う。